8/19 18きっぷで上越国境の旅レポート
- Haru Huyu
- 2017年10月19日
- 読了時間: 5分
どうもMusakidsE233です。
春に予言した通り、最近動画の製作ペースが落ちてきています。自分が行った鉄道旅はすべて実況動画にするつもりでしたが、撮り溜めが増え、それがだいぶ厳しくなりそうなのでいくつかを無期限凍結にさせていただきました。(まあ鉄道旅は自分が楽しむことが優先なので作る義務はないんですが・・・)
その一つが8/19に行った「18きっぷでLocalTrip④」となる予定だった旅になります。全行程がすでに乗車&実況している区間であること(、同日行った某氏がネタを大方回収したこと)から凍結にしました。
ですが何も発信しないわけにはいかないので、今後動画化しない鉄道旅はブログ記事でレポートさせていただきます。


↑サムネイル

9:10 18きっぷで入場、大宮経由で高崎駅に到着。側線にはすでにSLみなかみ号に使われるD51-498号機が待機中。

9:21 10/7をもってJR線から引退した107系がちょうど来たので撮影します。ラッピング姿を見るのは最初で最後となりました。

そして2番線では倉賀野方からDLに押されて12系5両が入線、9:30ごろにD51と連結して発車準備が整いました。

夏休み中という事もあり親子連れでホームはいっぱい。鉄道ファンでなくてもSLに興味を持って、ここに来ている家族層がいるのは喜ばしいことです。

9:56 長い汽笛とともに高崎駅を発車していきました。

10:24 115系6両が必ず運用に入る水上行き普通列車で、SLを追い越して水上へ向かいます。終始大混雑していましたがボックスを確保。相席の方と談笑しながら、おそらく自身最後であろう上越線115系の旅を楽しみます。

11:28 水上駅に到着。頭沸いてる撮り鉄の方々が幕を勝手に変えたりする事件が起きたので、高崎にいる115系は方向幕が埋められてしまいました。

高崎寄りの3両は「お前はまだグンマを知らない」ラッピング車両でした。

11:40 多客時限定運転の列車で上越国境を越えます。土合駅にて(土合~土樽間の下り線はこれまで乗車した記憶がありません)。

そして12:36に六日町駅に到着。


それではここから4本のジョイフルトレインを乗り比べつつ、東京へ戻る豪華(?)な旅のスタート!
1本目は「越乃Shu*Kura」(六日町12:44→13:09越後湯沢)
新潟の食と日本酒を楽しむ列車で、上越妙高駅を始発とし、青海川、長岡を経由して新潟or十日町or越後湯沢を往復する3種類の通常運行のほか、夜間運用を設定するなど新潟県全域で運用されています。

3両編成で、号車ごとに内装が違い、1号車は旅行商品専用
2号車は定員外のフリースペースで、物販カウンター、イベントスペース、スタンプ台を設置。
ちょうどジャズの生演奏を行っていました。

3号車は指定席券で販売されるリクライニングシートです

ここでは味噌ジェラートを購入。正直私の口には合いませんでしたが、物凄く硬かったため例の伝統芸能ができたので良しw


2本目は「No.Do.Kaループ」(越後湯沢13:53→15:15水上)
指定席券を確保してから5日後に、来年1月限りでの引退の一報が入った485系改造のカーペットカーです。もぐら駅土合や二つのループ線を持つ上越国境区間の観光需要を受け、時々SLに接続する形で水上~越後湯沢間を走る列車です。このSL連絡臨時には過去にキハ40風っこ、HK100ゆめぞら、485やまどり、そして485No.Do.Kaが運用に入っています。

3両編成で、すべてこのような車内になっています。お座敷車両と同じく座席には靴をぬいで上がるものの、横に通路があるので移動が容易です。ちょっと座席番号がわかりにくいですが・・・。

そして展望席。運転席が上にあるので、遮るもののない前面展望が楽しめます。常時満員でした。1号車は集団見合い式、3号車は集団背反式でソファーガ置かれています。

もぐら駅やループ線の案内、ビュースポットや土合・湯檜曽での停車など、何度か通った上越国境を臨時列車で改めて楽しみ、水上駅に到着。

当然、NoDoKaループの設定目的に従い、SLみなかみに乗り換えです

3本目の「SLみなかみ」(水上15:20→17:13高崎)
オーソドックスな高崎地区のSL列車ですが、週末必ず走るわけではないので、JR高崎支社のホームページで運転日をお確かめください。
SL列車って、いざ乗るとSLがあまり見えないので、「客車」に乗っているように感じますね。鉄道ファンとしては客車も重要ですが、客車に価値を求めない一般客が、少しでも「SL」を感じるには、長時間停車や転車台などのイベント(の設定・への参加)が必要不可欠に思えます。

さすがに普段の運行では鉄道ファンが集まりにくいのか、1ボックス占領できるくらいの乗車率でのんびりと進んでいきます。


渋川駅で長時間停車。往復ともに普通列車に追い越されるダイヤです。

そして高崎駅に着いたところで、なんとさっき乗ったNoDoKaが追いかけてきました!


最後は「リゾートやまどり」(高崎17:26→大宮18:34)
大宮(一部新習志野・八王子)から吾妻線の渓谷や温泉地へ向かう列車で、485系改6両で運転されます。車両自体は他にも関東各線において高い頻度で波動輸送についているため、大回らー、18きっぱーの中ではかなり有名な存在です。

とにかく座席が520円で乗れるものとは思えない(元特急グリーン車)。2号車は1500mm以上のシートピッチ、それ以外も1200mmを確保し、快適そのものです。

畳敷きのスペースやキッズスペース、展望室、スタンプ台の設備もあります。

が、上尾駅に着いたところで上野東京ラインの車両故障により足止めを食らいました・・・どうやら尾久駅を先頭に列車が詰まっているようです。
ここでJRがナイス采配を見せ、上野方面行をすべて待避線に入れる作戦により、尾久を通らない後続の湘南新宿ラインが定時刻で上ってきましたので、リゾートやまどりはここで乗り捨ててその電車に乗り換え。予定より20分遅れて帰宅しました。
元々NoDoKaとSLみなかみだけの予定でしたが、なんと臨時列車を4本乗り継げることに気づき、Shu*Kuraとやまどりの指定席も確保して行きました(Shu*Kuraはキャンセルを上手く拾いました)。乗り比べができて、115系にも乗れたので非常に充実した一日でした。
Shu*Kuraに全区間乗ると、上越妙高から大宮まで、4本の臨時列車だけで行ける最強ルートになりますが、各列車の運転日が重なっていることが条件です(秋臨では成立しませんでした)。なかなか貴重な体験になったかなーと思います。

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