7/29 いろどり木曽路号に乗車してきました
- Haru Huyu
- 2017年8月5日
- 読了時間: 3分
いつのまにか夏休みです。休業ごとに何かしら病気にかかる中の人ですが、いつかかるんでしょうかねー。
前置きは手短にして山岳部合宿の翌々日、なんとか行ってきました。信州DC~世界級リゾートへ、ようこそ。山の信州~の企画として、なんとJR東日本と東海が手を組み、臨時列車を走らせるという前代未聞のことが発生。どうしちゃったんですかね。
今まで葛西会長の政策からあんなに堅苦しいイメージのあったJR東海、去年同時期以降、鉄道ファンからも「JR東海変わった?」「企業態度柔らかくなってね」と見直されている様子です。静岡側はともかく長野側は会社間仲もいいのか、木曽あずさ・諏訪しなの・いろどり木曽路・信州DC伊那路満喫、と直通臨時をDC中にたくさん走らせています。

その中で私が乗車するのは485系を改造したジョイフルトレインの「いろどり」を使用した「いろどり木曽路号」。車両は相当ネタ、いや特徴あるものですがそれは全部動画でどうぞ。
昨年は9/24・25で長野ー南木曽間を走行し話題を呼びましたが、その中津川までの回送区間が今年は営業区間となり、中央西線ローカル区間を通す列車として7/29・30運転されました。
全車G指、100キロに収まる東海区間の塩尻ー中津川の切符は、競争率も高いものでしたがえきねっとと窓口を駆使しなんと2枚ゲット。うち1枚は先に払戻してあります。

当該区間の乗車券は分割で安くして購入、そのほかは伝家の宝刀18きっぷで旅行しました。

塩尻駅に入線したいろどりです。フリーザと呼ばれる前面です。ここでは貴重な乗務員交代を収めました。

指定を受けた1号車と6号車は3列の座席、2,3,5号車はボックス部屋、4号車は車内販売を行っていたフリースペース。



ここでは簡単な紹介にとどめますが、ジョイフルトレインの中でもかなり明るい雰囲気で、車内には485系の古さは(車体新造していないのに)ありませんでした。



先頭から紫、黄、赤、水、紫、赤と「colorful」を車体のラインで体現している6両の列車は奈良井、木曽福島、南木曽と停車していきます。

車内販売の木曽路プリン。美味。

おもてなしも手厚く、観光パンフレット・記念品配布のほか、紙による景品抽選、乗務員氏の手作りボードによる記念撮影、観光地案内アナウンスがありました。


中央本線は初乗車ということで寝覚ノ床など車窓の風景も楽しんでの2時間の旅です。

お昼過ぎには中津川駅に到着。惜しくも5分後の列車で名古屋方面に抜けました。
いろどり木曽路。イベント列車はJR東海でも力の入れようが良い意味で違うことがはっきりとわかりました。大いに楽しませていただきました。
車内放送では旧中山道に広がる宿場の紹介が大半を占めており、宿場とともに発展した地域だということが分かりました。今回、できれば中央西線乗車だけではなく、このような宿場の観光もしたかったと思っています。また機会があれば木曽路へ出向きたいですね。
鉄道ファンとしては使用車両の動向が非常に注目されていることに触れなければなりません。485系いろどりは経年劣化により引退が囁かれています。去年のいろどり木曽路からいったん休車扱いとなり、これによって全般検査期限は今年末ごろまで延長されました。これは今年夏の信州DCまでなんとか持たせ、そこでバーッと使って、次の検査を通さずに運転を終わらせる目的だと解釈できます。
他にも、前面展望機器、マッサージチェアの撤去が引退の合図とされています。という話を聞いて乗りに行ったわけですが車体、車内だけ見てると引退というワードはあまり浮かばず。
最近のJR東は華、NODOKAのような団体向け汎用型車両をコスト削減のために廃車する政策だそうです。葛西会長のような空気が漂います、一度壊したら戻せないものを簡単につぶしてほしくないですがまあそれは置いといて。
・・・そんな485系いろどりは9/16-18の北アルプスいろどりが現在発表の出ている最後の運転になります。それではまたお会いしましょう。

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